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Lapis Lazuli

by Ray Kondo

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1.
Q-Atlantis 04:36
このままじゃ 筏も のこされ島も ふるいなみ さきに ながれてく かたちを もたない のぞみだけが スマイルマークで おちてくる なんの もくじもない 世界に 火花がはねる e 電子 散らかる あわてて 騒いでた 言葉 消えた このままじゃ すべてが まぼろし ついたての 向こうで すきとおる 運命を かえせば その気になれる 空っぽの ふねが 港から でていけば そこは 想像の大陸 急がば回れ カラフルな 地球儀 誰かの いびきと共に ぐるぐる回れ かたちを もたない あくいだけが スマイルマークで おちてくるけど 5拍子で 町を 歩いてると 誰にも ぶつからず 過ごせる ほんとかな 鮮やかな 世界 うえてる poinciana 誰かも 錯覚 求めてる un poco loco 色とりどりの そら ヌンチャクで つかまる そら あざとい 世界に 戻れたら きみを すり抜けて 肩たたく あまから おりて ニヤつくなら おれの 肩代わり してくれよ
2.
この石ころから いかさま はみ出したきみ こっちにおいで 見たことないよな 大勝負 大事なあいつは おきわすれ 寂しがるビリ着 マドワセル 秘密の約束 してるけどねって 聞いたふうなこえで 東風はいう いつかは とおい とおいとおいそらの たからものを きみに あげる ラピスラズリの夢を また見せたいよ カラバリの太陽 今日は特別 もちだした不敵な 怪文書 久しぶりのリーク 出鱈目を ビダンにしたてる 月のちから はねのばす CITY ジャック 街のハズレ みらいにかこつけた 都市伝説 壊してくギリ着 まだまにあうの? 数えてる ラピスラズリなんだか ラヴとピースを キラう パレス きみを飾る うそつきの 三日月 よこせ キセキのそばに
3.
あたらしいよかんは 僕をときめかせて 君の似顔絵を 描きたい気持ちにさせる 絵の具を手に取って パレットに乗せたら 壁の向こう側に いたはずの君が居ない 道を渡るときは 気をつけて下さい 君はふらふら 24時間ずっと 心ここにあらず 後は覚えてない 絵の具の下に かくれちゃったみたいだ あたらしいよかんは 僕をときめかせて 君の似顔絵を 描きたい気持ちにさせる 絵の具を手に取って パレットに乗せたら 風の向こう側に いたはずの君が居ない こわれるかも しれなくとも ざわめきは 何百年でも 続くから
4.
君はひかりのなかま 絵をかきつづける 虹色のインクは とぎれた夢まぜ サイレントな記号 ひとみに翳すよ やがてきっと誰かが うたに変えるから あたりまえの言葉が 街の中で生まれてく 時をかけめぐる風 今日の片飛ばしてく 屋根の上から見てた 渡り鳥には判るかい 静かな僕らはまるで アスファルトの 格子の中の時計たち 愛することも できないオーロラ あたりまえの言葉が 口の先に落ちてきた 時をかけのぼる翼は 今日の霧刻んでくよ 君はひかりのなかま 画をかきつづける 虹色ウィンクで とじてた夢まぜ サイレンを鳴らした 一人も残らず やがてきっと誰もが 騒ぎたてるだろ かわり種の言葉が 君を立ち留らせても 時をさかのぼる車は 今日の足跡消してく 撒かれた言葉だけが 無限に繰返されてる 時をかけめぐる噂は 今日も寝床帰らない あたりまえの言葉が 街の中で溢れてく 時をかけめぐる風 今日の物語きくかい
5.
ラピスラズリに みつめられて 今日から おいらも なかま ラピスラズリは いかさま団 マスクの中から きみをうばう 海をこえて (ちゃうちゃう) 空をうつし (ちょっとちゃう) 宇宙の 屋根裏 そっと開けたら ラピスラズリは 夢街道 今日も ぼくら くるわせる モールであった パワーの石 ほんものいつか ひろえるかい とっておきの ルート辿り ミサイルと とりひきしなきゃ (ちゃうちゃう) きれいなものには わけがある きっと どんな 争いも 止められる (といいね) ラピスラズリに みそめられて 今日から きみらも なかま ラピスラズリは いかさま団 マスクの中から きみをうばう
6.
Hold You 04:02
すべてが描かれた 絵巻のよぅに 夢をみてたら 君に起こされた 見たことない 色の 涙落とし 見えるもの 溶かしてく 手渡された 言葉を ならべても 口にする前に とける 季節かわる前に どこかにいこうよ もう君を抱き止め られなくなるから 雨の中 羽ばたく 二羽の行方が 乾くその 朝には 空も眠るだろ 君が出した 答えに 素肌は 逆らってる みたいだよ はだかのままで ゆれてる 星のつがいになるかい きみは 街に根を 張った イグノラントが 茂ったよ もうどこにも 僕らは いかなくて いいと タイラントは いいかけた じゃぁそこは 僕らの 場所かい それとも 檻かい 扉かい
7.
いかさまの限りを 尽くしてきたけど 君らに尽くしたつもり さぁね マジメ一徹に 大切なものは この手の中の星空  ラピスラズリ 掘り出し 知らない国へ はこんでった 山の中から 出てきたのに ウルトラマリンだって 言い張る ドリームも光の絵も なんだか その場かぎりの 永遠の真実 右手と右足が 一緒に 出てる たどり着けば 癒されるはずの 大人たちの 理想郷 誰かが幸せを ただした たたかいの場 やわらかすぎて かたすぎる はは はは 原っぱ さいしょの まちかど どこからともなく やってきた いかさま師 この 美しい かがやきが どこかへともなく さってった いかさま団 だれかに 虚無を 見せてる 輝け 永遠のラピスラズリ かなしみのラピスラズリ いかさまのラピスラズリ こわれものラピスラズリ 輝け らくだコブラピスラズリ 曰く付きのラピスラズリ たからものラピスラズリ 月の夜のラピスラズリ
8.
サビシソウナ アカレンガイロノ クルマガ アマエルヨウニ サカミチトビラ ヒラクヨ ドウシテココニ キミハイル ドシテココデ ナイテルノ コワガラナクテモ イイヨ チイサナコエデ ハナソウヨ アラマシダケヲ タクサレテキタヨ ダレカニ ユビヲユラシテ サソイコムカコハ ユキドマリ キシムキオクヲ サマシテ アカイメイロデ カワスヨ キシムハンドル マワシテ アマイメロディ トカスヨ チイサナキミハ オオキナミキカラ キコエル ユウグレノウタ ブランコノフネデ コイデル トキノスキマヲ サガシテ オオキナオカヘ タビシヨウ トキノスキマノ ドコカデ オオキナコエデ ワラオウヨ
9.

about

2022 version
---
ベーシスト&ことばいじり Ray Kondo のアルバム。
全9曲 + bonus track "neptune (instrumental)" + more

3編の詩「いかさま団ラピスラズリ」に基づく "Lapis Lazuli I / II / III"
疑問ばかりの大陸と21世紀の海を5拍子でかき回す "Q-Atlantis"
グリッドに収まる街の上をとぶ “ひかりのなかま”
青い異国に惑う “アカレンガイロノクルマ”

争い、きれいなもの、国境、コミュニティ。

ついたての向こうに見えることってなんだろう?


ミニマル、フォーク、ニューウェーブ。
DIY で思いつくまま、生楽器と歌、オブジェを重ねていった、
クワランティンと空想、日常と隣り合わせの世界。

ジャケットアートワークは貼り絵作家の Motomitsu Maehara。

Album by Japanese bassist/poet Ray Kondo aka. stillbeat.
Jacket artwork by Motomitsu Maehara.

Originally released 2021.12.19, remade in 2022.

credits

released November 5, 2022

Ray: music & words, all instruments & voices

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all rights reserved

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about

stillbeat Japan

stillbeat / Ray. electric and double bassist, songwriter, and wordman.

低音楽器 と ことばいじり

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